楽天RMSでも出来るGoogle,YahooのSEO対策【1】
楽天ショップの場合、楽天サーチなど楽天サービスからの集客を意識しがちですが、rakuten.co.jpというドメインが持つ力がかなり強いため、Google,Yahooなどの外部のサーチエンジンからの集客も工夫次第でかなり見込めます。
特に、内部構造を意識したページ作成をしている楽天ショップは少数なので、内部構造対策をしっかりしていけば様々なキーワード対策が可能です。
楽天RMSで出来るSEO内部対策について、分量が多いので4回に分けて書いていきます。
一回目は、タイトルの付け方。
SEOのほとんどの本で、まず最初に書いてあるのは<title>部分をちゃんとつけること。
・トップページと各ページはタイトルを分ける
・カテゴリページはキーワード対策を考えながら切り出してタイトルをつける
・キーワードを詰め込みすぎない
などのことがよく言われています。
楽天各ページのタイトルのつけられ方
トップページの場合
【楽天市場】店舗紹介文:店舗名
という順序になっています。
楽天の仕様で店舗紹介文が前になっていますが、Googleはほとんどの場合店舗名を自動判別して拾っているようです。
店舗名はトップページ以外の全てのページのタイトル部分に入る上に、楽天の各ページからも店舗名でリンクが張られます。
このため、店舗名に重要ワードを設定することが、SEO上きわめて重要です。
ときどき、「○○楽天市場店」のようなショップ名のお店がありますが、「~~なら○○」というようなショップ名に変えるだけでアクセスアップが見込めます。
なお店舗紹介文、店舗名はそれぞれRMSのR-Storefront→基本情報設定で変更が可能です。
※店舗名は半年に一回しか変えられません。
カテゴリページの場合
【楽天市場】カテゴリページ名:店舗名
という順序になっています。
カテゴリページでは、掘り下げた検索ワードを拾うためにカテゴリページ名を設定するのが効果的です。
また、最近Googleは楽天ショップのサイト構造もかなり正確に拾っているようです。競合の多いキーワードは5階層目のカテゴリページで勝負せず、上位階層のカテゴリページに入れてメニューからのリンクもした方が良くなります。
なお、中身のないカテゴリページや、後ほど説明するメニューからリンクされてないカテゴリページを作成してもGoogleが重視しないため逆効果です。
商品ページの場合
【楽天市場】商品名:店舗名
という順序になっています。
商品ページも商品名を適正化してGoogleで検索されやすいキーワードの組み合わせを入れたり出来ますが、トップページやカテゴリページほどは効果が出にくくなります。
もちろん、Googleが重視するような要素(被リンクの状況やコンテンツ量など)があれば上がりますが、楽天ショップの場合はトップページとカテゴリページでのSEOがまずは効果的です。
次回は、SEOを意識したメニューの作り方について記載予定です。
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