Yahooショッピングの常時SSL（AOSSL）、トリプルはどうするか

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Yahooショッピングの常時SSL（AOSSL）対応でYahooトリプルを使っている場合

Yahooトリプルを使っている場合、すべてのページのURLをhttp://からhttps://に自分で変更する必要があります。
修正しなかった場合、画像が☓印になって表示されなかったり、ブラウザによっては警告メッセージが出るなど、非常に問題が出てしまいますので、必ず対応しましょう。
対応期限は2017年3月10日までです。

トリプルの全ページを10分で全部修正する方法

問題が出るのがわかっていても、YahooトリプルにあるHTMLファイルが膨大な場合、1つずつ修正していると大変時間がかかってしまいます。
ここでは、フリーソフトを使って簡単に修正する方法をご案内します。

FTPで全ファイルをダウンロードする

YahooトリプルにアップロードされているファイルをFTPソフトを使ってすべてダウンロードします。
他のファイルと混ざると分かりにくくなるので、新規にフォルダを作ってそこにダウンロードすることをお勧めします。
（例）FFFTPの例

TextSSをインストールする

一括置換ができるフリーソフト、TextSSをダウンロードします。
TextSSのダウンロードはこちら
ダウンロードされたZIPファイルを適当な場所に解凍し、その中にある「TextSS.net.exe」を実行します。
※OSが32Bit版の場合は、「TextSS.net32.exe」を実行します。

TextSSで置換処理を行う

TextSSで一括置換を行います。

拡張子の設定

起動したら、拡張子に以下のように入力します。（コピペで大丈夫です）
*.htm;*.html;*.js;*.css

フォルダ追加ボタンを押します。

フォルダ追加ボタンを押してフォルダを選ぶ画面になったら、先程FTPソフトでダウンロードしたフォルダを選択します。

次へボタンを押します。

以下のように対象のファイル一覧が表示されるので、「次へ」ボタンを押します。

修正内容を入力します。

検索する文字列にはhttp://、置換する文字列にはhttps://と入力し、次へボタンを押します。

※ここではhttp://をすべてhttps://に置換していますが、正確な作業をしたい場合は
Yahooショッピングの常時SSL（AOSSL）で厳密に置換したい場合を御覧ください。
なおTextSSの使い方や手順についてのサポートは弊社では行っておりません。

置換処理の開始

「置換候補の確認」は「表示しない」にチェックしたあと、「開始」ボタンを押します。

しばらく待ちます。

開始ボタンを押すと、置換処理が始まります。
ファイルが多い場合は時間がかかるので、その間他の作業をしましょう。

内容を確認

完了したら、内容を確認してソフトを終了します。

ファイルをYahooトリプルにアップロード

置換処理が終了したら、htmlファイルなどをYahooトリプルにアップロードします。
※textSSソフトの設定によっては、.bakというバックアップファイルが残ることがあります。
その場合は設定でバックアップファイルを削除にして、もう一度置換処理を行えば大丈夫です。

ストアクリエイターProでチェック内容を確認

アップロードしたら、翌日ストアクリエイターProにログインして修正対象が残っていないか確認します。
修正対象がなければ、作業は完了です。

トリプルのファイルにhttp://が残っていないか確認する

以上の手順でトリプルのファイルの常時SSL（AOSSL)対応は出来たはずですが、漏れがないかチェックしたい場合はGrep検索ができるソフトを使います。
ここでは、サクラエディタでチェックする方法をご案内します。
サクラエディタのダウンロードはこちら

サクラエディタでGrepを選択

サクラエディタのメニューで検索→Grepを選択します。

対象を選んでGrepを実行

条件にhttp:// フォルダはYahooトリプルのファイルが入っているフォルダ、サブフォルダも検索にチェックして、検索ボタンを押します。

結果を確認

少しすると、以下のようにhttp://と入っているファイルが表示されます。
例の場合は画像ファイルに埋め込まれた情報なので、無視して問題ありません。