Yahooショッピング SEO（5) 発展編-2 順位決定の仕組みとPRオプション

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Yahooショッピングサーチで順位が決まるロジック

Yahooショッピングの検索ではどのような要素で順位が決まっているかというと、大きく
・売上
・商品情報
・PRオプション
の3つで決まります。
まず、PRオプションについて説明します。

PRオプションとは？

PRオプションとは一部店舗限定で公開されている、サーチなどで優遇される課金システムです。
商品代金の1.0%～30.0%の0.1%刻みで設定することができ、売れたときには設定したPRオプション分の料金が請求されます。
実質的には売上課金と同じですが、PRオプションを設定すると
・サーチで優遇される
・Yahooショッピングで設定している枠に表示される
・他店舗の関連商品に出やすくなる
などの優遇があります。
なおアフィリエイトと異なり、売上の経路は関係ないのでメルマガ経由で売れたとしてもPRオプション分の代金が請求されます。

PRオプションが導入できる条件

PRオプションはYahooショッピング全体で見るとおおよそ上位1割程度のショップが導入されているようです。
どのような条件だと導入できるかについては推測ですが、
・月商50万円以上を継続して行っている
・楽天など他モールで売上の実績がある
などいずれかの条件に当てはまると導入できるようです。
詳細についてはYahooショッピングの担当に確認してください。

Yahooショッピングサーチの大きな要素

Yahooショッピングの検索でどのように順位が決まるかは、弊社で行っているサーチ対策の経緯から、大まかに以下のようになっていると思われます。
売上レベル＋商品情報の適正度＋PRオプション
のようにそれぞれの加点をした上で総合的に判断されますが、
一番重要な要素＝売上
であるのは間違いありません。
売れている商品なら、今まで解説した商品名の修正など細かいことをしなくても上位に表示されます。
ただしキーワードが商品名、キャッチコピー、商品説明のいずれにも入っていない場合は出ないので、最低限キーワードがいずれかに入っている必要があります。
なおこの場合の【売れている】とは相対的なものなので、検索したときに出てくるよそのショップが更に売っている場合は弱くなります。
売上が同じ程度なら、商品情報の適性度やPRオプションの料率によって順位が変わりますし、売上が少し離れているぐらいならPRオプションの料率を高くすることで超えることもできます。
ただし売上が大きく離れているときはこれらの対策をしても順位は上がらないので、ほかのキーワードを探したほうが良くなります。

商品情報の重要な順序

商品情報で検索にヒットする部分は「商品名」「キャッチコピー」「商品説明」の部分ですが、重要度では「商品名」の重要度が非常に高くなっています。
商品名　　　　＞　　　　キャッチコピー　＞　商品説明
上記の距離感ぐらいの重要度ですので、対策したいキーワードはまず商品名に入れましょう。

次回は、SEOでもっとも重要なPDCAの仕方と実践的なサーチ対策について解説します。