楽天R-Backofficeに受注CSVを戻すときの注意点
公開日:
:
楽天RMS, ネットショップの消費税
R-BackofficeにCSVアップロードで注文修正すると消費税が8%に!
楽天ネットショップで今多数発生しているトラブルがあるので、共有です。
伝票番号をRMSに反映させるために、受注CSVデータをR-Baciofficeにアップロードしている店舗様は多いと思います。
(そのようになっている受注システムも多くあります)
そのような処理をした場合、強制的に消費税が8%に再計算されてしまいます。
たとえば、3月29日のご注文の方に4月1日に発送して伝票番号をCSVで反映すると、5%の注文だったRMSが8%に変わってしまいます。
原因
RMSの仕様で、以下のようになっているためです。
この初期値というのは、項目が存在しなかった場合、どうするかという意味です。
そのため、伝票番号だけをアップロードしたつもりが、消費税再計算がされてしまいます。
項目名 | 内容 | 初期値 |
消費税再計算フラグ | 0:再計算を行わない
1:再計算実行 |
1 |
対処方法
受注ソフトをお使いの方は、受注ソフトのサポートに問題がないか確認しましょう。
CSVファイルを作成してアップロードしている方は、以下の方法で対応が出来ます。
対処の仕方ですが、作成したCSVデータもしくは受注ソフトで出力されたCSVデータをエクセルなどで開きます。
一番右側の列に「消費税再計算フラグ」という列を作り、全ての行に0を入力します。
これで保存して出力したら、大丈夫です。
なお、金額など数字のみの項目がある場合、Excelで保存するとおかしくなることがあります。
金額情報も入ったCSVの場合は、こちらのCSV編集ソフトCassavaをお勧めします。
関連記事
-
楽天ショップのショップ内サーチのカスタマイズ
楽天ショップで設置できる店舗内検索について 店舗内検索のフォームは実は裏側でいろいろなパラメータを
-
スマホ時代に合わせた楽天Goldページの最適化
楽天PCページのスマホ対策が大事だという事例。 スマートフォン対策を色々やった店舗様のGoogle
-
楽天、YahooなどのCSVをExcelで安全に開くには?
楽天やYahooショッピングなど、ネットショップの業務をやっていると「CSVデータ」がないと出来ない
-
Amazonセラーセントラルの販売価格の一括変更方法
Amazonセラーセントラルは、他のネットショップモールよりも 商品データの作成方法や登録方法が複
-
楽天RMSでの消費税の変更方法
4月1日から消費税率が8%に変更になりますが、 1月27日現在の発表では楽天市場では消費税は自動で
-
楽天スマホページでヒートマップを導入して改善
ヒートマップとは、ユーザーがどのように行動したか、可視化してくれるツールです。 以下のように、どこ
-
楽天RMSの項目選択肢別在庫に出る納期のデザインを変更
項目選択肢別在庫の納期情報の文字色・サイズなどの変更 1月13日から楽天では納期情報が必須になるた
-
楽天Goldのhttps:修正手順(SSL対応)
楽天Goldを使っている場合のSSL修正の手順 YahooショッピングのSSL対応に続いて、楽天市
-
楽天Goldで作成したページのFacebook最適化(OGP設定)
楽天GoldページのFacebookへの対応の仕方-OGP 楽天Goldで作成したページも、Fac
-
お荷物伝票番号付きURLの発送メールへの入れ方 楽天RMS対応
配送状況に関する問い合わせを減らすには? ネットショップでよくあるお問い合わせの一つが、配送状況の